逮捕容疑は4月29日午前1時5分ごろ、同県野木町の町道で茨城県古河市西町の無職、亀田敦夫さん(62)をはね、救護せず逃走したとしている。亀田さんは病院で死亡が確認された。
アフマド容疑者は5月3日に日本を出国してパキスタンに向かい、9月29日に日本に戻ったという。
今年4月、栃木県野木町で62歳の男性がひき逃げされ死亡した事件で、警察はパキスタン国籍の男を逮捕しました。
この事故は今年4月29日午前1時ごろ、野木町野木で、近くに住む亀田敦夫さん(62)が、車にはねられ死亡したものです。
警察はひき逃げ事件として捜査していましたが、きょうパキスタン国籍で埼玉県加須市の自動車販売業、アフマド・ナシール容疑者(34)を過失運転致死とひき逃げの疑いで逮捕しました。
警察によりますと、アフマド容疑者はきのう、パキスタンから日本に入国したところ成田空港で身柄を確保されました。
アフマド容疑者は取り調べに対し、「事故は起こしたけれども人とは思わなかった」と容疑を一部否認しているということで、警察は事故の詳しい状況などを調べています。