入室の際に顔と温度を記録していたカメラがフリマサイトに出品され
中に児童の顔画像など3700枚余りが保存されたままだったことがわかりました。
カメラに顔を近づけると、「36.0度」などと、表面温度が表示される「サーマルカメラ」。
コロナ禍で、様々な施設に設置され、出入りの際に使われています。
今年5月、札幌市内の大学でネットワーク関連の研究をしている職員が
「サーマルカメラから顔画像が流出する問題がある」という報道を見て、調査目的で、フリマサイトに出品されていたカメラを
1万円程度で購入したということです。この職員によりますと、購入したカメラには、小学生の児童や大人の
顔の画像など3737枚が保存されたままだったということです。