1968年5月16日 「十勝沖地震」

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1968年5月16日 「十勝沖地震」

1968年5月16日、日本国内に大きな地震が発生しました。この地震は、青森県東方沖(三陸はるか沖)にある海溝型の地震帯で起きた地震で、気象庁マグニチュード(Mj)7.9、モーメントマグニチュード(Mw)8.2の大きな規模でした。


地震は、午前9時48分54.5秒(日本標準時)に発生しました。震源地は北緯40度41.9分、東経143度35.7分の位置にあり、震源の深さは0kmでした。この地震により、北海道の函館市などで震度5を観測し、津波も発生しました。津波の最大高さは2.7メートルに達し、被害が拡大しました。


この地震により、死者・行方不明者が52人、負傷者が330人に上りました。被害は、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、福島県、山形県、北海道などに及びました。被害地域では、建物や橋梁の崩壊、火災、土砂崩れなどが発生し、交通網の混乱や停電、断水などが生じました。被害総額は約400億円に上ったとされています。


この十勝沖地震は、日本国内において発生する地震の中でも、規模の大きいものの一つです。地震の発生は、自然現象であり、災害が起こることは防ぎようがありません。しかし、防災意識を高め、適切な対策を取ることで、災害を最小限に食い止めることができます。地震や津波、その他の自然災害に備え、適切な対策を講じることが重要です。

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