【サッカー】日本代表は「カタールW杯が史上最強」「予選で苦しむが“W杯だとアジア最強”」データで浮かぶ“世界での現在地”

NO IMAGE

【サッカー】日本代表は「カタールW杯が史上最強」「予選で苦しむが“W杯だとアジア最強”」データで浮かぶ“世界での現在地”

1: 2023/01/14(土) 13:48:40.84 ID:kbSGVv9P9
日本代表はカタールW杯でアジア史上初となる「2大会連続決勝トーナメント進出」を果たした。その一方でベスト8以上、さらには「2050年大会での初優勝」を達成するためには何が必要なのか。ブラジル在住の著者が各種データや南米の強国、育成年代指導者の言葉などを参考にしながら考えてみた
日本が初めて参加した1998年以降の7大会の成績、FIFAが制定した最終順位を比較してみる。最後の国名は日本が勝利した相手。
 98年:3敗/勝点0、1得点4失点、得失差-3、30位/なし
☆02年:2勝1分1敗/勝点7、5得点3失点、得失差2、9位/ロシア、チュニジア
 06年:1分2敗/勝点1、2得点7失点、得失差-5 28位/なし
☆10年:2勝1分1敗/勝点7 4得点2失点、得失差2 9位/カメルーン、デンマーク
 14年:1分2敗/勝点1、2得点6失点、得失差-4、29位/なし
☆18年:1勝1分2敗/勝点4 6得点7失点、得失差-1、15位/コロンビア
☆22年:2勝1分1敗/勝点7、5得点4失点、得失差1、9位/ドイツ、スペイン
注:☆がGSを突破したときの成績。120分戦って同点だった場合、PK戦の結果にかかわらず「引き分け」扱いとなる。
カタール大会の成績は勝利数、勝点、順位が02年、10年と同じで最高タイ。ただし、得失点差は02年と10年に1及ばななかった。
カタールW杯における日本代表は史上最強だった?
決勝トーナメント進出を果たしたW杯での結果を簡単に振り返ってみよう。02年は自国開催だったことからGSでトップシードの扱いを受け、対戦相手に恵まれた。地の利もあってGSを首位で突破したが、ラウンド16でトルコに屈した。2010年大会では、GSを2位で突破。ラウンド16は延長、PK戦の末にパラグアイに敗れた。
2018年大会は、1勝1分で迎えたGS最終節で最下位ポーランドに先制を許した。試合終盤の時点でセネガルと勝ち点、得失点差、得点、直接対決の成績で並んだが、反則ポイントの少なさで上回っていたことから「そのままの状況で負けることを望んで時間稼ぎをする」苦肉の策を取らざるをえなかった。目論み通りグループ2位となり、ラウンド16で強豪ベルギーに2点のリードを奪ったが、そこから連続3失点。大逆転負けを喫した。
過去7大会で日本は7勝しているが、このうち優勝経験があるのはドイツとスペインだけ。またW杯の歴史上、GSで優勝経験がある国を2つも倒したのは、2014年のコスタリカ(ウルグアイに3-1、イタリアに1-0)とカタール大会の日本しかない。
カタール大会における成績と試合内容は、18年はもちろん、02年、10年よりも上。代表史上最強と考えていいだろう。
W杯の舞台に立つと日本は“アジア最強”に変身する
それでは、日本のアジア、そして世界における現在位置はどこなのか。
カタール大会で、日本は初めて2大会連続でベスト16に食い込んだ。参加国が32なので、ベスト16は“平均点以上”。これまでアジアの国で、2大会連続して“平均点”をクリアした国はなかった。1998年大会以降のアジア各国の成績は以下の通り。
<アジア・オセアニア代表のGS突破率と最終順位>
日本57%:98年31位、☆02年9位、06年28位、☆10年9位、14年29位、☆18年15位、☆22年9位
韓国43%:98年30位、☆02年4位、06年17位、☆10年15位、14年27位、18年19位、☆22年16位
オーストラリア29%:☆06年16位、10年21位、14年30位、18年30位、☆22位11位
イラン0%:98年20位、06年25位、14年28位、18年18位、22年26位
サウジアラビア0%:98年28位、02年32位、06年28位、18年26位、22年25位
中国0%:02年31位
北朝鮮0%:10年32位
ニュージーランド0%:10年22位
カタール0%:22年32位


続きを読む

続きを見る

1億人のまとめブログカテゴリの最新記事