ワールドカップ、3年に1度開催�説は横暴で浅はかである
今回のワールドカップは、成功と表現するに値した。
カタール代表的には、面白くないだろうが、感動的な歴史的な試合を多く含んでいる。
調子に乗ったサッカー業界は、ワールドカップを3年に1度にしたいと言い出した。
まず、3年に1度では、技術的な面で余裕がない。
今回、【技術的なルール】を投入せざるをえない場面が何度かあり、物議を醸している。
主審の養成も急務だ。
3年に1度というペースでの開催には、有り難みがない。
ただ、3年に1度であれば、メッシやロナウドが参加できる可能性がある。
成功ではあるが、失敗の部分は3年でどうこうできるものではない。
3年に1度の開催を革命的な提案だともてはやす者逹もいる。
成功したら1年減るのであればWBCやオリンピック等のスポーツ業界は、成功していると言えるだろう。
3年に1度であれば、予算や会場の設備など、余裕がない状況も産まれてくる。
カタールワールドカップの成功は、3年に1度開催説を加速させるだろう。
だが、それは【傲慢】だ。3年に1度では、歴史的な偉業が薄れてしまう。4年に1度だからこその価値がある。
3年に1度の開催は、検討に値するが、技術的な側面と会場の用意、開催地の選定など問題が山積している。
メッシやロナウドは、今年で代表引退の可能性があったからこそ感動できた。
ちなみに、新しい物アレルギーではない。3年に1度開催案は危険だ。
4年に1度だからこそ感動する歴史的なシーンが生まれるのだ。