【映画】劇場版『SLAM DUNK』は『チェンソーマン』の二の舞? リアル志向でファン脱落の予感

【映画】劇場版『SLAM DUNK』は『チェンソーマン』の二の舞? リアル志向でファン脱落の予感

【映画】劇場版『SLAM DUNK』は『チェンソーマン』の二の舞? リアル志向でファン脱落の予感

SLAM DUNK』(スラムダンク)は、バスケットボールを題材にした井上雄彦による日本の漫画作品。『週刊少年ジャンプ』にて、1990年(42号)から1996年(27号)にかけて全276話にわたり連載され、アニメやゲームも制作された。 主人公の不良少年桜木花道の挑戦と成長を軸にしたバスケットボール漫画。単行本第21…
81キロバイト (8,004 語) – 2022年12月7日 (水) 21:54

1 爆笑ゴリラ ★ :2022/12/10(土) 07:53:01.88ID:R038TxPw9

2022年12月10日

劇場版『SLAM DUNK』は『チェンソーマン』の二の舞? リアル志向でファン脱落の予感

1990年代に一世を風靡したバスケ漫画の劇場版『THE FIRST SLAM DUNK』が、12月3日に公開された。どうやらスタートダッシュは好調のようだが、今後TVアニメ『チェンソーマン』と同じ道を辿るのではないか…と心配されている。

リアルを追求した新作劇場版

「THE FIRST SLAM DUNK」は、同作の約27年ぶりとなる劇場アニメ。原作者の井上雄彦が脚本・監督を手掛けており、CG技術をフル活用することで、贅沢な映像に仕上がっている。
その一方で、公開前から賛否を呼んでいたのが、TVアニメ版からキャスティングを一新するという方針。桜木花道役に木村昴、流川楓役に神尾晋一郎などと、フレッシュな顔ぶれが抜擢されている。

12月3日、公式サイトに掲載された井上のインタビュー「映画で、もう一度『SLAM DUNK』に出会う」では、その理由について言及されている箇所も。

井上いわく、声優変更に至ったのは、アニメにありがちな“誇張した表現”を使いたくないというこだわりが発端だったようだ。「普通のコート上にいる、バスケ部の高校生」を思わせるような、リアルな演技を求めていたとのこと。それを実現するには、声優の演技を根本から変える必要があったそうだ。

しかし、TVアニメ版にはすでに確立したキャラクター像があり、それをあらためて1から創り直すのを、旧声優に強いたくなかったという。その結果、声優を総入れ替えする決断に至ったようだ。

リアル路線の追求は成功するのか

井上はいわばアニメ的表現ではなく、リアル志向を選んだと言えるが、同じような方針は現在放送中の「チェンソーマン」でも見られる。

同作の監督である中山竜は、10月4日に発売された『日経エンタテインメント!』2022年11月号のインタビューで、その方針について言及。アニメらしさを極力排除し、写実的で映画のような映像作りを意識している旨を述べていた。

それは声優の演技指導に関しても同じだったようで、主役のデンジを演じる戸谷菊之介は、オーディションの時点で「アニメよりもドラマ寄りのお芝居」を意識するよう指示されたことを、10月11日の『アキバ総研』インタビュー記事で明かしている。

こうした取り組みの甲斐あってか、アニメ「チェンソーマン」は、たしかに一般的なアニメとは一線を画した演出に成功している。

しかし必ずしも好評ではなく、《なぜ売れないB級邦画みたいなことになってるのか謎》《B級邦画みたいなオサレ演出のせいで滑ってる》といったダメ出しも少なくない。

いまのところ「THE FIRST SLAM DUNK」は、公開2日で興行収入12億円超えの記録を叩き出すほど好調のようだが、リアル志向に反発する原作ファンも見受けられる。

「チェンソーマン」のように右肩下がりしないといいのだが…。

https://myjitsu.jp/enta/archives/115566

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