警視庁によりますと無職の高嶋崇司容疑者(31)はことし7月、渋谷区のJR代々木駅のホームで泥酔していた20代の女子大学生を介抱するふりをして自宅に連れて行き、性的暴行を加えようとした疑いがもたれています。
高嶋容疑者は駅のホームで泥酔している女性を物色していたところ、午後11時半ごろに椅子の上で横になっている女子大学生を見つけ、タクシーで自宅まで連れて帰り犯行に及んだということです。
女子大学生には記憶がほとんどなく、朝になって帰宅したということですが、同様の事件の捜査で高嶋容疑者のスマートフォンを押収したところ、高嶋容疑者が当日のことについて「持ち帰り成功」などとSNSで友人とやりとりしているのが見つかるなどして、事件が発覚したということです。
調べに対し、高嶋容疑者は容疑を認め、「自宅に連れて行った理由は性交するためです」「5~6人の女性に同じようなことをしました」などと供述しているということで、警視庁はほかにも被害にあった女性がいるとみて調べています。