日本のUFCアイコン: 歴史上最も傑出したファイターたちを紹介

日本のUFCアイコン: 歴史上最も傑出したファイターたちを紹介

日本のUFCアイコン: 歴史上最も傑出したファイターたちを紹介

日本は長い歴史を通じて武道の発展に大きく貢献してきました。そして、その精神性と技術を受け持つ日本人ファイターたちは、海をわたり、世界トップの総合格闘技を展開するUFCの場で戦いを繰り広げてきました。

本記事では、UFCにおける日本のアイコンとして、世界に名を轟かせたファイターたちの歩みを振り返ります。

世界最大の総合格闘技を展開するUFCとは?

UFC(Ultimate Fighting Championship)とは、さまざまな格闘技の技術を統合した総合格闘技(MMA)を専門とする、世界で最も有名な組織の一つです。

1993年にアメリカで創設され、今日ではUFCは、総合格闘技の世界標準を定め、技術、体力、精神力を総合的に試すスポーツとして認識されています。

また、UFCでは、選手は体重別に分けられた階級で競い合い、各階級ごとにチャンピオンが存在。試合はオクタゴンと呼ばれる8角形のリングで行われ、一定のルールに従って争われます。戦うスタイルとしては、打撃技だけでなく投げ技や関節技などが含まれます。

現在UFCは世界中でファンを抱えており、2021年には元UFC二階級制覇コナー・マクレガー氏が、アスリート長者番付で世界1位を獲得しています。この事実からも、選手は世界各国から集まり、技術だけでなく精神的なタフさも要求されるこの競技で名を馳せることを目指しています。

代表的な日本人UFCファイター

総合格闘技の世界で、日本のファイターたちは独自の技術と魂で国際的な評価を獲得してきました。ここでは、UFCのリングでその勇姿を見せつけた日本人ファイターたちを紹介します。

平良達郎

23歳の若さにして、すでにUFC4連勝。日本人初のUFC王者に最も近い存在と噂されるのが、平良達郎選手です。

日本の総合格闘技団体の1つ、修斗のアマチュア大会ではなんと10戦10勝。プロに昇格後も、修斗新人王決定トーナメントフライ級で優勝し、次いで修斗世界フライ級タイトルマッチにも勝利し、21歳で修斗世界チャンピオンとなりました。

そして、プロ転向後の戦績を13戦無敗としながら、2022年にUFCと契約を結びました。つまり、アマチュア時代から現在まで、一度も負けを喫していないのです。

平良達郎選手は、すでに次のマッチが決まっており、12月9日に中国・上海で開催となる「UFC Fight Night」が、彼のUFC5戦目となります。対戦相手はアメリカのカルロス・ヘルナンデス選手。ムエタイをバックボーンとした、タフな相手になることが予想される一方で、平良達郎選手は2024年中にUFCフライ級王座を取りに行くことを宣言しています。

したがって、UFCチャンピオンを目指す平良達郎選手の勝利は、当たり前であるとファンは考えています。実際に、格闘技におすすめのブックメーカーでは、UFCデビュー戦時の同選手オッズは1.40、7月の前回大戦では1.10という数値に。このオッズから、いかに勝利を期待されているかがわかるでしょう。そのため、次戦に対するブックメーカーのオッズでも、平良達郎選手が有利とするオッズが展開されることが予測できます。

桜庭和志

「グレイシーハンター」として知られる桜庭和志選手は、アジア人初のUFC殿堂入りを果たしたファイターです。

通算26勝17敗1分の戦績を誇る彼のキャリアの多くはPRIDEでの戦いですが、その名を日本中に、そして世界中に轟かせた試合が97年12月の「UFC Japanヘビー級トーナメント」です。

この大会にて、グレイシー柔術黒帯かつ、元Extreme Fightingヘビー級王者のマーカス・コナン・シウヴェイラと対戦。桜庭和志選手は見事一本勝ちで勝利を収め、名実ともに日本人トップファイターとなりました。

その後はPRIDEにて、ホイラー・グレイシーやホイス・グレイシーなど、ブラジリアン柔術で戦うグレイシー一族を次々に打ち破る快進撃を見せ、「グレイシーハンター」と称されるにいたりました。

堀口恭司

初代、第4代RIZINバンタム級王者、さらにはアメリカ総合格闘技団体の1つBellatorで世界バンタム級王者に輝くなど、最強の名を欲しいままにしてきた堀口恭司選手。

そんな彼は、2014年から2016年の3年間、UFCの舞台で戦い抜いてきました。UFCデビュー戦の2ラウンドKO勝利からはじまり、破竹の4連勝。全米はおろか、世界中に衝撃を与えました。

そして2015年4月、ついに世界タイトルをかけた、対デメトリアス・ジョンソン戦が行われました。結果は一本負けではあったものの、日本人で唯一、UFC王者へあと一歩のところまで近づいた存在に。UFCランキングでも、フライ級において最高3位まで上り詰め、彼の日本人最強の称号は確かなものでしょう。

なお、UFCでは通算7勝1敗で、配線はこのタイトル戦のみと、圧巻の成績を残しています。

 

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