器物損壊の疑いで逮捕されたのは、東京・江東区の会社員・須藤誠也容疑者(39)です。
須藤容疑者は、おととい午前9時ごろ、JR中野駅から高円寺駅の間を走行していた総武線の電車の座席シートをカッターで長さ20センチほど切り裂いた疑いがもたれています。
警視庁によりますと、JR東日本から「10月に入って中央総武線などの座席シートが鋭利な刃物のようなもので傷つけられる事案が多発している」と被害報告を受け、12日から鉄道警察隊が警戒に当たっていたということです。
防犯カメラなどの捜査で犯人を須藤容疑者に絞り、中野駅で警戒していた捜査員が須藤容疑者を見つけ、犯行に及んだため現行犯逮捕しました。
須藤容疑者は通勤で総武線を使っていたとみられていますが、犯行当日は休みだったということです。
取り調べに対し須藤容疑者は、「他にも複数回やった」「ストレス発散のためにやった」と容疑を認めているということです。
警視庁は余罪を調べています。
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