死体遺棄の疑いで逮捕されたのは北九州市八幡東区荒手の無職・白石明子容疑者、72歳です。
白石容疑者は今年7月ごろに同居していた当時95歳の母親・白石ゆり子さんが亡くなっているのを知りながら、今月6日午後5時ごろまで遺体を放置し遺棄した疑いが持たれています。警察によりますと町内会のメンバー2人がゆり子さんの姿をしばらく見かけないことを不審に思って今月6日に自宅を訪れたところ、部屋の中で亡くなっているゆり子さんを見つけました。
当時、家に鍵はかかっておらず、白石容疑者は家にはいなかったということです。事情を聞こうと警察が白石容疑者を探していたところ、約1週間後の14日昼頃、福岡市内のパチンコ店で遊戯している白石容疑者を見つけました。白石容疑者は「母親の遺体を放置したのは間違いない」と容疑を認めています。解剖の結果、亡くなったのは今年7月ごろですが、死因は分かっていません。警察が白石容疑者に話を聞くなどして詳しく調べています。