タレントの上沼恵美子が1日放送の日本テレビ系特番「ウチのガヤがすみません 復活2時間SP」(午後9時)に出演。1994、95年に紅組司会を務めた紅白歌合戦の裏舞台を明かした。
当時「大阪のローカルタレント」だった上沼は、白組司会の古舘伊知郎氏と大役を担った。しかし、舞台の裏では「いっぱいヤリを刺されました。紅組の歌手に。『こんな司会者、嫌だわ』って言うのをすごく分かりやすい態度でいただきました。ものすごい嫌でした」と表情を曇らせた。
紅白歌合戦の本番前に歌手との面接があったといい「暮れの28日だったかな。『司会やらせていただきます。上沼恵美子です』と言ったら、横をフーッと向く歌手がいた。2人ほど」と苦い思い出を振り返った。
MCの「フットボールアワー」の後藤輝基が「忘れないですよね?」と聞くと「死ぬまで忘れない。今も出てはんねん」と明かした。スタジオは「誰だ?」「誰だ?」とどよめいたが、上沼はそこまでにとどめた。