「モンクレール」など人気ブランドの偽物を輸入しようとしたとして、東京税関は4日、関税法違反(禁制品輸入未遂)容疑で、衣料品販売店店長の市村泰三被告(33)=東京都文京区千駄木=ら2人を東京地検に告発した。いずれも容疑を認めているという。
告発容疑は3月3日、モンクレールや「ステューシー」の商標権を侵害するトレーナーなど計5着を中国から国際スピード郵便(EMS)で輸入しようとした疑い。成田空港に到着した郵便物を税関職員が検査し、発見した。
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税関は6月26日、警視庁原宿署と共に市村被告の店を家宅捜索した。同被告は商標法違反容疑で逮捕され、その後起訴されていた。