同じアパートに住む高齢男性の顔や腹を蹴って死亡させたとして64歳の女が19日朝、送検されました。住人同士のペットを巡るトラブルが動機の可能性もあると見て警察は捜査を進めています。
19日朝、傷害致死の疑いで送検されたのは、広島市西区庚午中の無職・池田絹子容疑者(64)で、17日夜、自宅アパートの廊下でとなりの部屋に住む土谷哲男さん80歳の顔や腹を複数回蹴るなどして死亡させた疑いがもたれています。
警察の取り調べに対して池田容疑者は「間違いありません」と容疑を認めています。
捜査関係者によりますと、池田容疑者は猫を飼っていたと話していて、ペットを巡るトラブルが犯行動機となった可能性も視野に入れて捜査する方針です。
これまで警察への相談はなかったということですが、2人の間には住人同士のトラブルが複数回あったとみて、事件の経緯などを詳しく調べています。