【ネタバレあり】『魔法少女マジカルデストロイヤーズ』1話の感想！
【注意】この記事にはネタバレが含まれます！！！
ごきげんよう、アニメが好きな同志諸君！
ライターの東雲あかりだゾ！
今回は2023年春アニメの『魔法少女マジカルデストロイヤーズ』1話を視聴した感想を書いたよ！
目次
あらすじ
あらゆるオタク文化が排除された２０１１年の日本。
アキバに立てこもり、圧政に抵抗するオタク革命軍の若きリーダー・オタクヒーローは、革命への熱を喪いかけていた。
秩序維持組織ＳＳＣによる総攻撃に、彼を慕う魔法少女アナーキーの命がけの訴えがアキバの空を燃やす。
囚われた魔法少女ブルーを奪還すべく、革命軍は監獄要塞〝ビッグサイト〟への襲撃を敢行する！©Magical Destroyers Committee
全体の感想・解説など
©Magical Destroyers Committee
この作品のモチーフには実際の世界で起きた事件が用いられていると思うんだよね。
この物語の始まりである2008年と言えば、いわゆる「児童買春・ポルノ禁止法」改正の時期でアニメやCGと言った分野の規制も検討され、さらに秋葉原無差別殺傷事件が発生したりと、オタクにとっては恐怖の年であったと同時に、世間的にオタクに対しての風当たりが強い年でもあったんだよね。
この時オタクが感じていた感覚を、まぁ聞こえは悪いけど、誇張しストーリー化した作品なんじゃないかなぁ～っと思ったよね。
また、この武力革命って物語自体が60年代の安保闘争や成田闘争など、極左運動の話そのものだよね。
オタクヒーローが無気力になる件とか正しく、仲間が次々と消え、資材も減り、革命に対する志が薄れたリーダーって感じで良く出来ているなぁ～っと思ったねぇ。
とまぁ話全体は無茶苦茶で凄くコメディータッチに描かれているけど、ディテールをよく見てみると物凄く良く出来ている作品なんだよね！
ただねぇ～、これは至極個人的な感想なんだけど、あたしがこういう革命物の話とかを見ると、劇映画なら「忠臣蔵」『226』アニメ映画なら「劇パト２」とかみたいに、真面目路線で描いてくれないと感情移入できないんだよねぇ～。
ま、魔法少女が出たり、オタクが好きそうなネタをやるためには、コメディー路線じゃないとできないし、シリアスな展開があまり受けない昨今の事情を思えば、この展開は仕方ないんだろうけどねぇ～。
まぁ、でもこの作品を押井守監督が劇パト2的な感じで描いていたら、相当シリアスで鬱な展開になってそれはそれで面白そうなんて思ったかなぁ～ｗｗｗ
あと、全然関係ないけど、ウェザーニュースの檜山沙耶っぽい方がテレビに出ていたような？ｗｗｗｗｗ
個人的にはお世辞じゃなくて良く出来ている作品だと思ったけど、あたし的には合わなかったから、2話以降の感想はTwitterかコメントに要望があったら書くことにしようと思う。
最後に
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