沖ノ鳥島は、東京から約1700キロも離れ、船で片道4日かかる「絶海の孤島」として知られます。
海岸線長さ11km、面積約6平方キロメートルの環礁ですが、満潮時にはほとんどが海面下に沈み
突起している「北小島」と「東小島」がかろうじて頭を出す状態になります。浸食による消滅を防ぐため
島の周囲に防護コンクリートが設置されています。また、付近を数多くの台風が通過する厳しい気象条件も特徴です。
海岸線長さ11km、面積約6平方キロメートルの環礁ですが、満潮時にはほとんどが海面下に沈み
突起している「北小島」と「東小島」がかろうじて頭を出す状態になります。浸食による消滅を防ぐため
島の周囲に防護コンクリートが設置されています。また、付近を数多くの台風が通過する厳しい気象条件も特徴です。
沖ノ鳥島を起点とした排他的経済水域は約42万平方キロメートルに及び、周辺海域には天然資源も存在すると
考えられていることから、非常に重要な島となっています。最近では、近海で中国海軍の活動が活発化しており
4月15日には沖ノ鳥島の南東約370kmを空母「山東」をはじめとする中国海軍の艦艇が航行しています。
島内には船舶の監視や気象観測などを行う観測施設が整備されていますが、今回大型船を島に直接係留
できるようになることで、調査船などが本土から遠く離れた海域でも効率的に行動でき、資機材などの陸揚げ
作業の時間短縮が可能となります。
事業個所
位置関係
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