2023年4月12日 18時20分
北海道の知床半島沖で観光船が沈没した事故からまもなく1年となります。
これを前に34歳の長男を亡くした千葉県松戸市の遺族が取材に応じ「あの日から時が止まったままで、涙を流さない日はありません」と悲痛な思いを明らかにしました。
去年4月23日、知床半島の沖合で乗客・乗員26人を乗せた観光船「KAZU 1」が沈没した事故では20人が死亡し、今も6人の乗客の行方がわかっていません。
松戸市の会社員、橳島優さんは(当時34)週末の休みを利用して念願だった知床半島の観光に訪れ、事故に巻き込まれました。
事故から1年となるのを前に12日、ヌデ島さんの両親が取材に応じました。
この中で父親(65)は「あの日から、時が止まったままで、涙を流さない日は1日もありません。特に、お風呂が一番つらいです。冷たい海に投げだされた息子がどんな気持ちだったか。自分だけ温まっていることに気づき、『ごめんな』と涙がとまらないのです」と話していました。
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