コロナを5類にする本当の理由は、国民の健康よりも兵器の方が大事だから

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コロナを5類にする本当の理由は、国民の健康よりも兵器の方が大事だから

政治は私たちの生活に直結しているにも関わらず、よもやすれば忘れていきそうな、感覚が麻痺して飼いならされてしまいそうになります。ここでは、そういった様々な出来事の備忘録を主としています。そして、自分の感じたことも。そう、麻痺してしまわぬように。格好悪い大人そのものになってしまわぬように。

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コロナの扱いを2類相当から5類へ引き下げることが決まりました。それに伴い、給付金等の支援金を、政府が行う必要はなくなります。また、検査や治療費等が自己負担になるので、コロナに対する公的支出が格段に減ることになります。

5類にすることによって起こりうる問題点は別途記事にしていますので、ここではこの「公的支出」のみに絞った備忘録とします。

「防衛財源」に回すことを公言

2023年1月31日の国会答弁にて、岸田総理はコロナ対策費の一部を防衛費に回すことを、国会にて述べました。

飲食店に対する協力金等の給付、あるいは補助、これは不要となります。不要となった個別のコロナ対策費は、この決算剰余金となるものがあった場合、これは防衛財源として活用されることが想定をされます

「飲食店」と名指しにしてきたところに、ものすごくいやらしさを感じます。(そういえば、支給は全て終わったのでしょうか)

それに、ここでは「飲食店に対して払っていた協力金」のみのような言い方をしていますが、それ以外にも浮く予算名目はたくさんあることでしょう。

そうしてできた「決算剰余金なるもの」を、防衛財源として活用すると言っているのです。

こういっているだけでも、5類にしたのはもっともっと防衛財源を確保するためだと、国民の健康を守る気など皆無だということが明らかではないでしょうか。なにしろ、医療体制は脆弱なままですし、自己負担額は高額になるのですから。この辺りの対策を講じることなく、戦争のための予算に回そうとしています。

それに、仮に、日本の医療体制も強固なものとなり、PCR検査や治療費を自己負担にしても安価で済むようになったから「コロナは5類」にします、となったとしても。その結果、決算剰余金が生まれたとしても。

「コロナ対策金」として充てていたものを、国会で議論したりすることなく一方的に「じゃあ、防衛財源にしますね!」というのは、おかしな話です。

あとがき

国民の健康より、国民の負担を軽くすることよりもなによりも、とにかく戦争できる国にすること。アメリカに貢ぐこと。それが岸田政権、そして自民党にとっては最優先事項だということが、更に露骨になってきていますし、隠そうともしなくなってきました。

それはおそらく、なんだかんだいっても、国民は選挙に行かないか、行っても自民党に入れてくれると「わかっている」からです。国民は強い人(権力者、自民党)を批判せず、怒りの矛先は弱い人に向けているということも。大手マスコミの広報通り「野党は批判しかしない」と信じてくれているということも。

私たちは政権になめられているのだということを、いい加減に私たちは理解しなければならないのではないでしょうか。

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