「フェムケア」が話題? 実は手軽にはじめられる!

「フェムケア」が話題? 実は手軽にはじめられる!

「フェムケア」が話題? 実は手軽にはじめられる!

「Femcare(フェムケア)」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。

「Feminine(フェミニン、女性の)」と「Care(ケア)」をかけあわせた言葉。
生理、妊娠や出産から更年期障害まで、女性のからだ特有の健康課題へのケアとして注目されています。

今回は手軽にはじめられるケアについて、いくつか簡単に紹介します。

アロマや食事で、PMSのケア

アロマの香りは心身のバランスをととのえ、女性特有の不調に効くとされています。

ホルモンバランスを調整するクラリセージフェンネル
イライラするときは、心を落ちつかせリラックス効果のある、ゼラニウムラベンダー、イランイラン、サンダルウッド、オレンジスイートなどが有効です。

 
またカルシウムや亜鉛、大豆イソフラボン、ビタミンDなどの栄養素も、生理諸症状の緩和に効果的です。
 

生理用品の化学物質に注意!?

いわゆる「デリケートゾーン」の皮ふは薄いために経皮吸収率が高く、触れたものの成分を吸収してしまいます。
生理用品に使われる高分子ポリマーや漂白剤などの化学物質が体内に蓄積すると、人によっては生理痛、生理不順、PMSなどを招くのです。
 
最近では、ポリマーを配合していないオーガニックコットンのナプキンが販売されています。
家にいるときは布ナプキンを利用するのも良いでしょう。
 

生理中でも快適に! デリケートゾーンのケア

デリケートゾーンは蒸れやにおい、かゆみ、はたまた黒ずみなど、とにかく不快感やトラブルが起こりやすい場所です。

下着は締めつけや摩擦が少ないサイズで、シルクやコットンなど肌に優しい素材のものを選ぶのがおすすめ。
化学繊維は通気性が悪く、熱がこもり蒸れの原因になってしまうのです。
ひどい場合は発疹・湿疹が出てしまうことも。
 
また汚れがたまりやすい場所なので、きれいに洗うことも重要です。

しかしデリケートゾーンにはバリア機能を持つ角層がなく、ふつうのボディソープ・石鹸では刺激や洗浄力が強すぎます。
専用のソープを使い、こすらずに泡で優しく洗いましょう。

外出先や生理中、スポーツ後など、蒸れやにおいが気になるときにサッと拭ける、専用ウェットティッシュも売られています。 

 
さらに、デリケートゾーンは非常に乾燥しやすい部位です。
専用のクリームやローションなどで保湿すると、より快適で、黒ずみの予防にもつながります。
 

まとめ・参考文献

今回挙げたのはフェムケアのうちほんの一部ですが、とくにデリケートゾーンのケアは、妊娠・出産から生理、日々のコンディションまで女性のすべてに関わるものです。

なぜそんなに重要なの? という点や、より詳しいケアの方法は、こちらの書籍にわかりやすく書かれています。

https://amzn.to/3DpZrZM

さまざまなグッズも売られていますが、まずは自分の心身の調子に意識を向け、できること、やりたいことからはじめると良いでしょう。
 

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