「フェムケア」が話題? 実は手軽にはじめられる!
「Femcare(フェムケア)」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
「Feminine(フェミニン、女性の)」と「Care(ケア)」をかけあわせた言葉。
生理、妊娠や出産から更年期障害まで、女性のからだ特有の健康課題へのケアとして注目されています。
今回は手軽にはじめられるケアについて、いくつか簡単に紹介します。
アロマや食事で、PMSのケア
![](https://i0.wp.com/topview.jp/uploads/2023/01/1674984426-25208867-s.jpeg?resize=400%2C267&ssl=1)
アロマの香りは心身のバランスをととのえ、女性特有の不調に効くとされています。
ホルモンバランスを調整するクラリセージやフェンネル。
イライラするときは、心を落ちつかせリラックス効果のある、ゼラニウムやラベンダー、イランイラン、サンダルウッド、オレンジスイートなどが有効です。
またカルシウムや亜鉛、大豆イソフラボン、ビタミンDなどの栄養素も、生理諸症状の緩和に効果的です。
生理用品の化学物質に注意!?
いわゆる「デリケートゾーン」の皮ふは薄いために経皮吸収率が高く、触れたものの成分を吸収してしまいます。
生理用品に使われる高分子ポリマーや漂白剤などの化学物質が体内に蓄積すると、人によっては生理痛、生理不順、PMSなどを招くのです。
生理用品に使われる高分子ポリマーや漂白剤などの化学物質が体内に蓄積すると、人によっては生理痛、生理不順、PMSなどを招くのです。
最近では、ポリマーを配合していないオーガニックコットンのナプキンが販売されています。
家にいるときは布ナプキンを利用するのも良いでしょう。
家にいるときは布ナプキンを利用するのも良いでしょう。
生理中でも快適に! デリケートゾーンのケア
![](https://i0.wp.com/topview.jp/uploads/2023/01/1674984538-25056583-s.jpeg?resize=380%2C252&ssl=1)
デリケートゾーンは蒸れやにおい、かゆみ、はたまた黒ずみなど、とにかく不快感やトラブルが起こりやすい場所です。
下着は締めつけや摩擦が少ないサイズで、シルクやコットンなど肌に優しい素材のものを選ぶのがおすすめ。
化学繊維は通気性が悪く、熱がこもり蒸れの原因になってしまうのです。
ひどい場合は発疹・湿疹が出てしまうことも。
化学繊維は通気性が悪く、熱がこもり蒸れの原因になってしまうのです。
ひどい場合は発疹・湿疹が出てしまうことも。
また汚れがたまりやすい場所なので、きれいに洗うことも重要です。
しかしデリケートゾーンにはバリア機能を持つ角層がなく、ふつうのボディソープ・石鹸では刺激や洗浄力が強すぎます。
専用のソープを使い、こすらずに泡で優しく洗いましょう。
外出先や生理中、スポーツ後など、蒸れやにおいが気になるときにサッと拭ける、専用ウェットティッシュも売られています。
さらに、デリケートゾーンは非常に乾燥しやすい部位です。
専用のクリームやローションなどで保湿すると、より快適で、黒ずみの予防にもつながります。
専用のクリームやローションなどで保湿すると、より快適で、黒ずみの予防にもつながります。
まとめ・参考文献
今回挙げたのはフェムケアのうちほんの一部ですが、とくにデリケートゾーンのケアは、妊娠・出産から生理、日々のコンディションまで女性のすべてに関わるものです。
なぜそんなに重要なの? という点や、より詳しいケアの方法は、こちらの書籍にわかりやすく書かれています。
さまざまなグッズも売られていますが、まずは自分の心身の調子に意識を向け、できること、やりたいことからはじめると良いでしょう。