【高校サッカー】鹿児島城西・大迫勇也「まだ決定的な場面を決められていない」4試合連続2得点もハットトリックを逃したことを嘆く【復刻記事】

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【高校サッカー】鹿児島城西・大迫勇也「まだ決定的な場面を決められていない」4試合連続2得点もハットトリックを逃したことを嘆く【復刻記事】

1: 2009/01/06(火) 08:37:30 ID:???0
もう止められない。大会史上初となる4試合連続の2ゴールで大会通算8ゴール。大迫勇は「まだ決定的な場面を決められていない」とハットトリックを逃したことを嘆いたが、スタジアムの大歓声が超ド級の衝撃を証明していた。
またも剛と柔の技を見せつけた。まずは1―0の前半13分だ。ゴール正面でボールを受けると、相手DFの「寄せが甘かったので打った」と約20メートルの弾丸ミドルをゴール左に突き刺した。その11分後には、素早いリスタートからDFラインの裏に抜け出し、相手GKが飛び出したところを、あざ笑うかのように右足アウトサイドでループシュート。得意のソフトタッチで、ふわりとゴールに運んだ。
首都圏開催となった第55回大会以降の大会最多ゴールの9得点に王手をかけたストライカーに、誰もが目を奪われた。かつてコーチとして中田英寿(韮崎)や中村俊輔(桐光学園=現セルティック)と対戦した経験を持つ滝川二の栫(かこい)監督は「中村に負けないくらい凄いと思った」と敵のエースを称えた。入団が内定している鹿島の椎本スカウト部長も「これだけ騒がれているのに結果を出すのが凄い。柳沢と同じ衝撃」と目を細めた。
リーダーとしての役割もきちんと果たしている。正守護神・神園の出場停止で、GK下市が公式戦初出場。「自分が点を取ったら(下市が)のびのびできると思っていた」と、自らの2発でチーム全体をサポート。4―0で迎えたハーフタイムには「まだ終わっていない。ガンガン行くぞ」とゲキも飛ばした。2年生の時には個人プレーに走り、チームの和を乱すこともあった。だが小久保監督と話し合いを重ね、今や周りを生かすプレーが大迫勇の最大の特長と言われるまでになった。
最多ゴール記録については「全く意識していない」と素っ気ないが、チームの勝利のために「毎試合しっかりゴールをする」と、自らの果たすべき役割を自覚している。優勝へ、そして新記録へ――。大迫勇の衝撃のプレーはまだまだこんなものでは終わらない。


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