【サッカー】柏・石崎信弘監督「2位じゃ歴史にも、記憶にも残らないのじゃ。絶対に勝ちに行くんじゃ」天皇杯決勝へ勝利厳命【復刻記事】
1: 2009/01/01(木) 09:09:57 ID:???0
サッカーの天皇杯全日本選手権はきょう１日、東京・国立競技場で行う決勝戦で、ともにＪリーグ発足後初の優勝を目指すガンバ大阪と柏レイソルが対戦する。両チームは３１日に最終調整。この試合を最後に退団する柏の石崎信弘監督（５０）は熱い口調で、選手たちに勝利を厳命した。思いのすべてを言葉に込めた。この天皇杯を最後に柏を退団する石崎監督は３１日の練習前、熱い口調で語り出した。「この一戦、勝ちと負けは大違いじゃ。２位じゃ歴史にも、記憶にも残らないのじゃ。戦いに行くんじゃない。絶対に勝ちに行くんじゃ」。最後は出身の広島弁で激しく、厳しいゲキを選手に飛ばした。勝利の重さを誰よりも分かっている。Ｊ２時代の大分、川崎を指揮し、勝ち点１差で昇格を逃すこと３度。非運の名将とも言われた指揮官がＪ１昇格を実現したのが０６年、就任１年目の柏でのことだ。そんなチームを記録にも、記憶にも残すために、石崎監督は勝利を厳命した。３１日は「石崎レイソル」で最後の練習とあって、約１０００人のサポーターが見学に訪れた。「３年間やってきたことをサポーターは評価してくれた」と、１１２分間かけて、全員のサインに応じ、けじめをつけた。「相手はアジアナンバーワンで、世界３位。ワシらは挑戦者。ただ、相手は今月７試合目で相当キツイと思う。全開の柏だったら五分五分。ぶつかってゆくだけじゃ」この選手たちと日本一に輝く－。そんな思いを胸に、指揮官の一世一代の大勝負が、元日の国立のピッチで展開される。
