森保続投と並ぶカードだった外国人指揮官の招聘 ビエルサら大物をあきらめた事情

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森保続投と並ぶカードだった外国人指揮官の招聘 ビエルサら大物をあきらめた事情

1: 2022/12/30(金) 12:27:37.58 ID:7QmEaB9R9
日本代表の森保一監督(54)が2026年W杯に向けて続投することになった。連載第2回では、日本サッカー協会の技術委員会はW杯前から大物外国人指導者をリストアップしながらも引き続き、日本人の森保監督に任せる方針を固めのか。その裏事情に迫る。
【森保ジャパン〝継続〟の理由(2)】
続投方針の最大理由はカタールW杯で結果を出したことだ。2大会連続の決勝トーナメント進出。しかも強豪のドイツ、スペインを下しての16強入りは、日本サッカーにとってかつてない大きな成果といえる。Jクラブ関係者も「ムリに監督を変える理由がないってことでは」と理解を示していた。そんな中、代表監督を選考する技術委員会は、森保監督の続投を示唆する一方で、W杯前から外国人指導者をリストアップしていた。中でも「エル・ロコ(変わり者)」との異名を持つ元アルゼンチン代表監督の名将マルセロ・ビエルサ監督と接触し、他にもW杯でセルビア代表を率いていた元J1名古屋監督の〝ピクシー〟ことドラガン・ストイコビッチ監督など、複数の外国人指揮官を調査していた。しかし、世界的に名高いビエルサ監督を招聘するには「最低でも年俸5億円」と言われるように、協会予算では収まりきらない資金が必要だ。外国人監督の場合、年俸以外にも通訳や住居、車、家族を含めた母国との移動費など、かかる費用の総額は「年俸の倍」と見積もっている。しかも自身の腹心をスタッフとして引き連れてくるのが通例のため、さらに多額の資金がかかる。
日本サッカー協会は新型コロナウイルス禍の影響で2021年度は、17億5000万円の赤字。22年度予算も46億円の赤字を見込んでいる。都内に購入した自社ビルの売却を決定するなど財政難に陥っている中、為替レートで急速な円安が進んだことも追い打ちをかける。日本代表の強化が最優先事項とはいえ、「無い袖は振れない」という状況なのだ。
森保監督の新年俸は1億2000万円を超えるとみられているが、それでも外国人監督と契約することに比べれば「格安」となるのは間違いない。さらに言えば、日本サッカー界を取り巻く事情も「続投」への追い風となった。


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