「くぅくぅ土星論」第6章 天王星的転回【大長編SS】

「くぅくぅ土星論」第6章 天王星的転回【大長編SS】

「くぅくぅ土星論」第6章 天王星的転回【大長編SS】

no title

426: 名無しで叶える物語(たこやき) 2022/12/19(月) 02:25:38.59 ID:zR+Nrqfg

第6章 天王星的転回

意識が、世界に接続されマシタ。

しかし身体はうまく動かせマセン。私の上に、見えない巨大な分銅が乗せられていマス。

重いまぶたを持ち上げてみマスが、見えている視界は真っ黒のまま、なにも変わりありマセン。

「おや、お目覚めになられましたか」

可可「…………だれ、デスか」

手を伸ばすと、案外あっさり声の主に触れられマシタ。

ふるえる手で感触を確かめマス。皮膚の上を滑らかに伝い、肩を始点に、首を通り抜け、最後は顔に。

私はその顔立ちを、知っているように思えてなりませんデシタ。……いえ、間違いなく、知っていマス。


続きを読む

続きを見る

ラブライブ!曜ちゃんのヨーソロー!速報カテゴリの最新記事