【悲報】武田修宏「ベスト8は近くないかも」

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【悲報】武田修宏「ベスト8は近くないかも」

1: 2022/12/20(火) 05:24:42.59 ID:35aMeSuE9
【FIFAワールドカップ】日本の〝現在地〟とは――。カタールW杯は18日(日本時間19日)に決勝が行われ、アルゼンチンがPK戦の末、フランスを退けて36年ぶり3度目の優勝を飾った。FWリオネル・メッシ(35=パリ・サンジェルマン)は5度目の出場で大会初制覇。元日本代表FWの武田修宏氏(55=本紙評論家)がアルゼンチンの勝因を分析するとともに、今回のW杯を通じて感じた日本サッカー界の厳しい未来にも踏み込んだ。
5度目の挑戦にして、メッシがついに悲願のタイトルをつかんだ。7試合すべてに先発して7ゴールを挙げるなど最優秀選手に選出され、ラストと公言していたW杯で最高の結果を残した。
武田氏は「今までのアルゼンチンはスター選手が多く、いざこざも多かったけど、今回はメッシを中心にすごくまとまってたように思う。リオネル・スカロニ監督のチームづくりがうまくいった結果だね」。その中に若返り策もあった。「ロシアW杯(決勝トーナメント1回戦)でフランスのスピードなどに負け、メッシ、FWアンヘル・ディマリア(ユベントス)、DFニコラス・オタメンディ(ベンフィカ)のベテラン以外は若手に切り替えた。その若手もメッシを優勝させたいという気持ちを強く持っていた。団結力も勝因の一つ」
また決勝でも発揮された、常に球際に強くいく姿勢も評価する。「アルゼンチンは(南米のライバル)ブラジルに勝つために球際はとにかく激しくいく。ボカ・ジュニアーズの取材に行った時、それを肌で感じたし、今回の決勝でもそうだったよね」。さらにアルゼンチンの「英雄」ディエゴ・マラドーナ氏が2年前に亡くなってから初めてのW杯となったことを挙げ「メッシだけでなく、マラドーナのためにという思いも強かったのかもしれない」と指摘した。
〝メッシの大会〟となった今回は、日本も健闘した。目標とする8強以上とはならなかったが、1次リーグでドイツ、スペインを撃破。決勝トーナメント1回戦では3位となったクロアチアとPK戦までもつれる互角の勝負を展開し、次への期待を抱かせた。ただ、武田氏は決して楽観視はしていない。
「アルゼンチンのメッシ、フランスには決勝ハットトリックのFWキリアン・エムバペ(パリ・サンジェルマン)とか、勝ち上がったチームには個人で打開できる選手がいる。日本は小さいころから戦術に当てはめ、自由な発想を制限する。教え過ぎが、そういう選手を出にくくしている」
今回の森保ジャパンは規律を重んじ、組織的にプレーすることで一定の成果を得られた。しかし、これについても「今回のドイツ(1次リーグ敗退)、スペイン(16強敗退)なんかを見ると組織だけの限界を感じる部分もある。日本のベスト8は決して近くはないかもしれない」と厳しい見通しを語った。
もちろん、絶対的な能力を持つ〝天才〟の出現を待つばかりでは始まらない。武田氏は「今後も失敗を恐れず、欧州へ挑戦する選手が増えていかないといけないし、J1も10チームくらいでやるとか、もっとレベルを上げていかないと」と力説した。
近くて遠いベスト8にならないように、様々な角度から日本代表の強化が求められそうだ。


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