日本戦の抗議ポーズは「同調圧力だ」 ドイツ代表に生じた“諍い”を母国メディア報道

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日本戦の抗議ポーズは「同調圧力だ」 ドイツ代表に生じた“諍い”を母国メディア報道

1: 2022/12/05(月) 17:28:45.52 ID:l432f+EF9
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)で、日本はグループリーグを首位通過した。一方、初戦で日本にまさかの逆転負けを喫したドイツ代表だが、日本戦前の写真撮影で口をふさぐポーズをしたことも話題に。母国紙が「口をふさぐ写真を望んだのは2選手だけ」などと伝えていたが、同国のスポーツ専門局は前夜のミーティングの模様を報道。関係者の「同調圧力だ」との声も伝えている。
日本に1-2で逆転負けを喫したドイツ。前回大会に続くグループリーグ敗退となったが、日本戦の直前の記念撮影でスタメン11人が口を片手で覆うポーズをし、多様性について訴える虹色のキャプテンマークの使用が禁止されたことに抗議を示していた。
これにドイツ大衆紙「ビルト」は「口をふさぐ写真を望んだのは2選手だけ」との見出しで記事を掲載し、ドイツ公共放送「ARD」の報道をもとに、口をふさぐジェスチャーに納得していた選手が少なかったことを伝えていた。
スポーツ専門局「Sport1」は、「ドイツ代表の諍い(いさかい)! 選手がミーティングを退出 恥ずかしいW杯敗退を喫したドイツ代表、日本との初戦前の政治的な議論をめぐり新たな事実が明るみに」との見出しで、日本戦前日にあったミーティングについて報じている。
「これは、今大会のチーム内において緊張感を生み出し一番大きな問題になったことだ」と書かれた記事では、日本戦前夜にチーム宿舎で主力7選手による内部ミーティングが行われていたことを独自報道している。
内部ミーティングでは「ある選手は早々に退席」
記事ではドイツ代表のディレクターであるオリバー・ビアホフが、同国の政治家などと関係値の深い代理業の人物に助言を求めたとされており、MFレオン・ゴレツカの代理人は胸に手を当てるジェスチャーを提案していたという。
最終的には口元に手を当てるジャスチャーに決まったようだが、記事では「これに全ての選手が賛同とはならず! 開幕前に他のことに関わろうとする選手はわずかだった。ヨシュア・キミッヒが話していたように、自分たちの仕事に集中したかったのだ」と、全員から賛同を得られなかったことが伝えられている。
記事では日本戦前日の選手7人でのミーティングについて「『ARD』によると、ゴレツカのほかにノイアーが議論を推し進め、同席した他の5選手は渋々引っ張られていった」「ある選手は政治的な問題に向き合う気にはなれないとして早々に退席したという」とミーティングの様子を表現している。まとまることはできなかったようだ。
その他のドイツ選手にとっても決定は驚きだったようで「結果的に口塞ぎジェスチャーをやることになり、この議論に関わっていなかった大部分の選手たちは、ノイアーから口を塞ぐジェスチャーをするように言われ面食らったとしている」「チームに近いある関係者は『同調圧力だ』と言い切った」と記事では報じられている。


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