ストイコビッチ、侮蔑的な人種差別発言
1: 2022/12/04(日) 11:50:47.10 ID:bFk8Jmj39
自軍のゴールに興奮したストイコビッチ。その時に思わず口にした“暴言”が物議を醸した。(C)Getty Images「本当に酷い」“妖精”ストイコビッチが人種差別発言!? 味方のゴールに興奮して「暴言」を吐き捨てた映像が波紋【W杯】「サッカー界の偉大なレジェンドとしても信じられない行動だ」日本サッカー界にも所縁のあるレジェンドの言動が波紋を広げている。事の発端となったのは、現地時間12月2日に行なわれた韓国代表とのカタール・ワールドカップのグループH最終戦で、セルビア代表の指揮官ドラガン・ストイコビッチが見せた振る舞いだ。互いに1点ずつを奪い合ったタイスコアで迎えた65分だった。セルビア代表FWドゥシャン・ブラホビッチが、敵エリア内で倒れ込みながら左足を一閃。ゴール右下隅へ勝ち越し弾を決めると、“カリスマ指揮官”も興奮。中継カメラに映し出されているのを知ってか、知らずか。ベンチを飛び出すと「どうた! クソッタレめ!」と吠えたのだ。ゲーム中にヒートアップして暴言を放ってしまうのは、少なからず致し方ない面はある。しかし、この時に口にした言葉が問題視されている。というのも、スイスの主力選手だったジェルダン・シャキリとグラニト・シャカのルーツでもあるコソボ系移民を蔑称するワードだったのだ。熾烈なシーソーゲームの末に3-2でスイスが勝利した試合後、各国メディアはカメラに映し出された“ピクシー”の行動をクローズアップ。小さくない問題として報道された。クロアチアの日刊紙『Vecernji』は「彼(ストイコビッチ)の発した言葉はハッキリと聞こえ、そしてそれが誰に向けられたものなのかも容易に判断できる」「ピクシーの発言は本当に酷いもので、サッカー界の偉大なレジェンドとしても信じられない行動だ。懲戒審査員もこれに対処しなければならないだろう」と指摘した。また、アルゼンチン紙『Ole』は「ストイコビッチは処罰の対象になる可能性がある」とし、コソボの外務大臣を務めているメリザ・ハラディナイ氏のSNSでの投稿を紹介した。「ストイコビッチの人種差別行為はFIFAのカメラが捉えている。私はこの恥ずべき卑怯な行為に対し、FIFAが相応の行動を取ることを期待している」はたして、ストイコビッチは処罰の対象になり得るのか。かつてJリーグでも異彩を放った天才に対する今後の調査の行方が注目される。【関連】セルビア代表のロッカールームに掲げられた旗(セルビア国旗で描かれている部分がコソボ領)と、同様の横断幕を掲げるセルビア代表サポーター@admirimSerbia’s fans chanting “Kill, kill, kill Albanians [using a slur]” during the Switzerland-Serbia match.(スイス対セルビアの試合で「アルバニア人を殺せ、殺せ、殺せ」と唱えるセルビアのファン)@FIFAcom