市教委によると、米飯は同市鹿本町の鹿本給食センターで調理。センターは同小と鹿本中、かもと稲田支援学校の計約800人分を作っており、小中の児童生徒はいずれも連絡が間に合って食べなかったが、支援学校の約120人が15日分を食べた。全員体調に異変はないという。
センターは50年前に完成。市内10給食施設で最も老朽化が進んでいる。2年前にも異物混入が起きた。市教委は「米飯をほぐす工程で混入した可能性がある。侵入路となる排水管や搬出入口の改修を検討し、消毒や点検を含め再発防止を図る。給食施設の移転集約の検討も急ぐ」と話している。(猿渡将樹)