ギャンブルマダム Ⅱ

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ギャンブルマダム Ⅱ

           パチンコ譚

自分がはじめてパチンコ屋さんに行ったのはいつだったのだろうか?
たぶん関西から東京に上京してからだったと思う。
それも数回。
社会人になって周りの環境が変わって前よりも通うようになった。
実はパチンコ以前に麻雀を覚えて、その流れで雀球に狂ったのだ。
雀球はパチンコ機種のひとつ、玉を打って麻雀の役柄を揃えると大当たりという
初心者には気軽なゲームだった。
対戦相手もいなく一人で遊べるから仕事帰りによく行ったものだ。
現在は雀球はどこにも見当たらない。
実践で人間相手に麻雀を打てるようになったが今はリハビリ中なのでお休み。
いつか卓を囲みたいと願っている。
今は甘デジを時々打ってパチンコを楽しんでいます。

            
             パチンコ友人

私のパチンコ繋がりの友人をあげるなら二人思い出す。
いずれも年上の女性で揃いもそろって若死にした。
原因はパチンコのストレスにしか思えない。
一人目はパチンコ屋の新台入れ替えで開店前に並んだ行列にいた40歳くらいの女性。
もとスナックの小ママでシングルマザー。
二人目は・・彼女はパチンコ繋がりというより麻雀繋がりだろう。
彼女の旦那さんが経営している雀荘で会ったのだから。
50代で仕事はナース、パチンコもマージャンも大好きな彼女と急速に親しくなっていった。

彼女らは鬼籍に入ってしまい、もう現世には居ない。
私は脳梗塞で倒れたけど生きながらえてしまった。
天国に引っ越しした二人は又ギャンブルにハマって神様に怒られてないだろうか?

次回は彼らの話をします。

                         (つづく)

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