神戸新聞NEXT 2023/04/13 13:32
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202304/0016240293.shtml
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兵庫県は13日、マダニが媒介する感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に、赤穂健康福祉事務所管内に住む80代女性が感染したと発表した。
マダニは草むらややぶに多く生息し、春から秋が活動期とされる。県内では2013年に初めて感染例が確認され、今回が9例目。
女性は言葉が出にくくなり、発熱や起立障害の症状も出たため7日に受診。PCR検査で12日に陽性と判明した。
現在は入院中で「日常的に自宅の庭で草むしりなどはしていた」と話しているという。
SFTSは致死率が10~30%程度とされる。
県は「草むらなどに入る際は、長袖や長ズボン、足を完全に覆う靴などで肌の露出を減らし、虫よけ剤も使ってほしい」と注意を呼びかけている。