凍結マダム Ⅵ

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凍結マダム Ⅵ

              道路族

路上で騒いで他人に迷惑をかける輩を道路族というらしいが、対象は主に子供と彼らの親だ。ボール遊びをしたり嬌声を上げて静寂を破る彼らに容赦のない人間は当然居る。凍結マダムⅤでも書いたが殆どのケースが子持ち様VSおひとり様の討論だ。それはファミリーレストランやデパート、果ては駅中にまで発展する。
そして怒りを覚える人も無論存在するのだ。そして互いに「承認欲求したいのですか?」と同じセリフを
言い放つ、スローガンのように。これは子持ち様おひとり様そして家猫外猫論争も同じだ。

この対処法は自分にはやはりわからない。何といっても元気のあまり余った子供は騒ぐものだし親が躾をするしかない。しかし親バカな大人は子供可愛さに他人に配慮できない。そして道路族を非難する意見は終わりがない。公園にたむろする貧民らしき中国系の人を民度が低いと引揶揄するものもあった。彼ら出稼ぎの外国人の実情は生きていくことに懸命なのだろう。だから草や昆虫を食べて飢えをしのいでいるのだ。
日本人として親方日の丸の日本で暮らしている我々は恵まれているのかもしれない。民度をあれこれ言うより手を差し伸べて共存していくことは困難なのだろうか。民度を問うよりも先に( ^ω^)・・・

            地域猫

地域で管理されている野良猫を「地域猫」というがトイレやごはん場を設置して面倒を見ることを容認されている。それに比べて生粋の野良猫の生活は過酷だ。日々食料を求め、邪見にされても体当たりで生きていかなければならない。なかには餌遣りをする人もいるが後始末が不備な原因でひと悶着起きる事が往々にしてある。

あるツイートを思い出すが、呟いた本人はどこかの婆様の餌遣りの様子を見て猫が大嫌いになったそうだ。それで猫を飼うつもりだったが却下したらしい。おそらく婆様のアフターケアが不満で迷惑に感じたのだろう。とは思うが、婆様に嫌悪感を持つのはまだわかるが猫を大嫌いになったと言い切るのは怖く感じる。慈愛というものが感じられない。
もしも猫を飼ったとしても粗相をしたらどうなるのだろうか?あっさり捨てるのだろうか?私自身、十数年至る所で尿を撒き散らす雄猫に非常に苦労したが愛情は変わらなかった、いつも怒鳴ってはいたけれど。潔癖症な人は我慢できないだろうが尿の始末イタチごっこに慣れるしかなかったのだ。だから糞尿がつきものの命の世話に我慢の薄い人間は飼わない方が猫の為にも幸せだと思う。人形やぬいぐるみとは違うのだから。

次は動物の病院代を募るクラウドファンディングと家猫と外猫の話をしたい。

                                 (つづき)
#地域猫
#野良猫
#道路族
#承認欲求
#クラファン

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