敢えてダークな部分に触れにいく

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敢えてダークな部分に触れにいく

キラキラで
完璧で
正しすぎて
純粋で
清らかで

そんなんに触れていると
なんか疲れる…って時、ありません?

それを通して
自分の醜さとか汚さが映し出されて
自分の中で浮き彫りになるからかもしれない。

漫画の主人公で言ったら、ルフィは疲れる。
サンジがいい。

エルヴィンよりリヴァイがいい(進撃の巨人)

たけみっちよりマイキーがいい(東京リベンジャーズ)

桜木花道より流川がいい(スラムダンク)

テリーマンよりウォーズマンがいい(キン肉マン)

翼より岬くんがいい(キャプテン翼)

亜弓様より北島マヤがいい(ガラスの仮面)

時代遡りすぎ感あるが、これに賛同いただける方はなんとなく言わんとすることがお分かりいただけるのではないだろうか。

キラキラは素晴らしい、美しい、とは思う。自分の気力やエネルギーが充填されている時は、キラキラもいいなと素直に思える。

ただなんかこう、自分が少し落ちている時や
前出の様に、キラキラに長時間触れていると疲れてしまうし胸やけしてしまう。

私にはないものだわ、
私はそうはなれんわ、
と比較して卑屈になってしまう。

それに
人間、そんなキラキラな部分だけじゃないべよ、と。

そんな、表の綺麗な部分だけじゃなく
もっと、裏側のドロドロしたもんみしておくれよ、と思いはじめる。
なんか、嘘クセェな、と思い始める。

本当に、素でそういうピュアなキラキラボーイやキラキラガールもいるだろう。
無理して演じている演じキラキラもいるだろうし、
キラキラな部分しか敢えて見せない人もいるだろうし、色々なんだろう。

だから、その人たちのダークな部分を暴くのはやめておこう。

だけど、ついうっかりキラキラ粉末を大量に浴びてしまい疲れてしまった時は
敢えてダークなものに触れにいく、浸かりにいく、キラキラを洗い流す
という事を意識的にしている。

どうやら私には昔からそういう部分があった。

周りから求めれる自分、と
本当の自分との乖離。

私はそんなにいい子じゃないし
品行方正じゃないし
真面目じゃないし
まともじゃない。

そういう部分もあるけど
それだけじゃない。
なのに周りはそういう風に私を見て
そういう私を求める。

私のダークな部分を
誰も見ようとしてくれない。
私すらも、求められた自分を演じ切る為に
そこから目を背けようとしてる。
そんな自分はいちゃダメだ、
と否定しようとしていた。

でも私はそういう自分も、
こっそり地下室で飼って大事に育てて
餌をやりに通っていた。

それが私の、敢えてダークに触れにいく
という事なのかもしれない。

そして今はもう、地下牢ではなく
ちゃんとお部屋をあげて
沢山のお友達と一緒にそこに住んでいる。

まだ、堂々と
ここにいますよーとは言えないけど
(そこまでする必要もないけど)
少なくとも
私にとってはもう

隠すべきもの、ではないんだ。

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