【竹花貴騎おすすめの思考】新卒会社員が最短で給料を上げるコツ
今回は新卒の会社員が最短で給料を上げる方法をご紹介していきます。
日本の賃金は下がっていて幸先が不安な人が多いと思いますが、その中でも給料が上がっている人はいますし高給取りの人はいる。
その人と一般的な会社員では何が違うのか?を今回の記事では詳しく紹介していきます。
新卒が最短で給料を上げるのに必要なこと
結論から言いますが新卒が最短で給料を上げるコツは「希少価値を高めること」
・大手企業に入ったから自然に給料が上がる
・大学院まで出ているから給料が上がる
というわけではありません。
確かに大手に入ったり学歴が高ければ、給与の水準は高いかもしれません。
ただ希少価値がない人はその他大勢と一緒とみなされて、そこそこの給与にしかならない。
確実に収入を増やしていくためには希少価値を高めるしか方法はありません。
とは言え希少価値を高めるためにはどうすればいいの?
その前になんで希少価値を高める=給与が上がるの?
など色々疑問をもったかもしれないので、その辺りを詳しく解説していきます。
希少価値を高める=給与が上がる理由
では学歴や企業の規模の大きさではなく、なぜ希少価値を高めると給与があがるのか?
そもそも希少価値が高い人とはどういう人なのか、を先に説明しておきます。
よく一万時間の法則という言葉がビジネス本などでは書かれますが、あなたは知っていますか?
スポーツでも勉強でも1つのことに一万時間かけることでその道のプロになれるくらいの実力や技術がつく、というもの。
正確にはその道で活躍するトッププロ(世界的バイオリニストやアスリートなど)の人を研究して、調べたところ結果を出すまでにそれだけの練習時間が共通してあった、というのが本来の一万時間の法則の意味です。
この結果からそれだけの時間をかけてスキルを身に付ければ、100人に1人くらいの実力がついて結果もついてくるよ!というお話です。
100人に1人くらいのスキルはかなり価値がありそうですよね?
一見100人に1人ということは、会社でも希少価値が高そうに見えますがそれだけだと実は不十分。
例えば経理の知識や技術で100人に1人くらいの存在になっても、その道で数十年働く先輩のキャリアや実務の経験との差が縮まらないので会社からは評価がされにくいです。
やはりまだ年功序列の風習は残っているのが現実。
では希少価値が高いとはどういう状態なのかというと、ズバリ”掛け合わせ”です。
100人に1人のスキルと100人に1人のスキルを掛け合わせてもっていれば、それだけで10,000人に1人の価値になり希少価値が高まる。
例えば
・経理のスキル×動画編集スキル
・医学のスキル×マーケティングスキル
・弁護士のスキル×作曲のスキル
といった感じで異なるジャンルのスキルを2つ以上持っていると、希少価値が高い人と評価され会社も手放したくはないので結果的に高給取りになれます。
希少価値が高い=他の人とは違った価値がある、ことなので1つの道を極めるだけでなく2つ以上あるとそれだけで価値が上がります。
なのでスキルにゲームのようにレベルがあるとするならば
経理のスキルをレベル80にするよりも
経理のスキルレベル60×マーケティングのスキルレベル60の方が希少性があがり価値が高まるのです。
では希少価値が高い状態がわかったところで具体的に上げる為にはどうすればいいのか?
一万時間の法則なんて聞くとハードルが高そうに見えますが、トッププロレベルになる人はそれくらい練習しているというものなのでもう少し必要な時間は少ないです。
基本的なスキルを習得するのに大体20時間前後あれば問題ないと言われています。
それに100人に1人くらいの標準より少し高いレベルを身に付けるにも、半年ほどあれば身に付けられます。
つまり2つのスキルを身に付けようと思えば「最短で1年ほどで身に付けられる」計算になる。
身に付けるスキルはできれば「売上に直結するスキル」は1つ持っておきたいです。
・営業・セールス
・マーケティング
・SNS・広告運用
これらのスキルは会社にとって売上に直結するスキルなので、身に付ければ即戦力に見られる。
しかもビジネススクールとか分厚い本を買わなくても、スマホで動画や音声で今は勉強できるので通勤中のスキマ時間に身に付けられます。
ただあなたが配属された部署が、これらと全然関係ない可能性もありますよね?
それなら尚更このようなスキルを磨いた方がいいです。
例えば経理にいれば毎日の業務でイヤでも経理のスキルは伸びていく。
もちろん何も考えずに、ただただ時間が過ぎるのを待っているだけではスキルは身に付きませんが、フルタイムで実務をしていれば経験値は貯まります。
であれば仕事に関してはこなしてスキルを伸ばしつつ、その他の時間では別のスキルを伸ばす方が得策。
仮に経理部にいてマーケティングのスキルを身に付けたとしましょう。
経理部は会社の役員や幹部、社長と直接連携をとることが多い部署。
そして経理は会社の財務状況を詳しく把握しているので、その資産状況を踏まえた上での会社の投資プランや新しい戦略・ビジネスの提案が「マーケティングスキル」があればできます。
別にこの提案が通らなくても、経理部としての仕事は続けられますし上手くいけば経営のち中枢に抜擢され昇進するのも夢物語ではありません。
異なったスキルを持っていれば、様々なチャンスを手に入れられる、希少価値が高い存在になります。
それに大抵の人は1つのことを頑張るのに精一杯なので、2つのスキルを極めているとそれだけで重宝されやすいです。
希少価値を具体的に上げる方法
では具体的に身に付ける方法をご紹介します。
・スキマ時間に動画や音声で学習
・実践しながら身に付ける
・資格試験の勉強をする
・スキマ時間に動画や音声で学習
まずは実践で使うための知識を入れる必要があります。
いきなり実践でも問題ないのですが、やはり基礎知識はあった方がいいですし何も出来ない状態が続くと精神的にも続けるのは難しいです。
なので動画や音声学習で知識を身に付けて、その知識を元に実践に移すのがベスト。
本でもいいですが、持ち歩くのはかさばりますしスマホであればいつでも学習できる。
通勤中の電車や歩いている時に音声で学べるなどメリットしかありません。
繰り返し学習ができ、脳内に知識として定着しますので隙間時間を有効活用して身に付けていきましょう。
・実践しながら身に付ける
基礎的な知識がついたら実践を通してそのスキルを磨いていく。
本業と同じ内容を学んでいるのであれば、会社の仕事の中でその知識を活用して工夫してみる。
もし全く別のものであれば、クラウドソーシングで案件を受けたり自分で実践をしてみましょう。
例えばライティングを勉強しているのであればSNSで発信をしたり、ブログを書いてみる。
動画編集などであれば素材をネットから拾ってきて1本仕上げたり、プログラミングならサイトを作成してみる、など自分でも色々実践ができます。
そして少し慣れてきたら安い金額でも案件を受けてみて、実際にやり取りをしながらスキルを磨く。
自分一人では気づけなかった点や強みなどが見つけられます。
・資格試験の勉強をする
最後は資格試験の勉強をする。
実践の方がスキルは身に付きますが、しっかりと高度な知識を得たい場合は資格試験に挑戦するのもありです。
合格したら知識があることの証明にもなりますが、それ以上に目指すべき場所があった方がなんとなくやるよりも気合が入ります。
何もない状態で勉強をしていると、先の見えないゴールに向かって走っている感覚で疲れてしまう。
ただ試験日が決まっていれば、そこまで頑張ればいい!となるので頑張りやすいです。
「スキルを磨く時間がない…」への回答
ただここまでの話を聞いて「それはわかったけどスキルを磨く時間がない…」という意見もありますよね?
片道1時間で往復2時間、フルタイム+1時間の休憩で9時間足すと会社での仕事のために11時間も使っている…帰っても疲れて勉強する気なんて…
と思っているかもしれません。
ただそういう人に限って”まとまった時間で勉強”をしようとしています。
普通に考えてフルタイムで働いた後に1時間、2時間勉強しようとするのは体力も集中力ももちません。
なので、
・通勤中の30分で動画講座を見る
・徒歩での移動中は音声コンテンツを聞く
・お昼ご飯は電子書籍で専門書を読む
などスキマ時間を使えば頭がスッキリした状態で勉強ができて、スキルを身に付けることができます。
仮に今まで勉強してこなかったのに、いきなり1時間勉強するのはハードルが高いですし頭と体にものすごいストレスがかかります。
なので最初はスキマ時間の5分だけでも動画を見てみる。
特にメモなどをしなくてもとにかくスキルを学ぶ時間に慣れるところから始める。
運動前のストレッチと同じ感覚です。
そこから時間だったり、学ぶ内容の質を高めていけば睡眠時間を削って無理矢理スキルを学ぶ時間を作らなくても習得できます。
結局、生涯学び続ける必要はあるので長い目でみて少しずつ負荷をかけて無理なく続けることが大事です。
まとめ
今回は今回は新卒の会社員が最短で給料を上げる方法をご紹介していきました。
希少価値を高めるにはスキルを身に付けるのが大事。
そしてそのスキルが1つだけよりも2つ以上持っていることで、掛け算になりさらに希少価値が高まります。
集中すれば1年間でスキルは身に付けられるので、ぜひ挑戦してみてください。
この1年を頑張れるか・頑張れないか、で今後の人生は大きく変わります!
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