【竹花貴騎おすすめの思考】自分の得意を徹底的に伸ばせば、結果はついてくる
あなたは苦手なことはありますか?
・大勢の人前で話すことが苦手
・学生時代の勉強はどの科目も苦手
・掃除、料理、洗濯が苦手
人それぞれ苦手なことはあるでしょうし、その苦手の数も人それぞれだと思います。
正直苦手なことは少ないにこしたことはありません。
得意とか人より秀でていなくても、人並みに出来れば恥をかかなければ
自分の生活も困ることはありません。
ただ苦手だと人前で恥をかいたり、できないことで自分が困る可能性もあるわけです。
そして多くの人はその”苦手”を一つずつ克服していくために
貴重な人生の時間を使っているわけです。
ただこの世界ではどんなに苦手だらけでも、得意なことを一つ磨いて突き詰めれば結果はついてくる。
苦手が9割、得意1割の割合だったとしても、その1割に振り切った人の方が結果を出しやすいです。
苦手9割でも問題ない理由
どんなに完璧に見える人でも、欠点や苦手なことは必ずあります。
年商100億円の敏腕経営者でも料理や掃除はまったくできないかもしれないし、日本で100店舗を展開するオーナーでも、水泳は得意ではないかもしれない。
ただ彼らは別に苦手なことが多くても気にしていませんし、むしろ苦手なこと出来ないことがある!と知っているから結果を出せているのかもしれません。
基本的に数十人の従業員がいる会社の社長でも、一人でフリーランスとして活動している人でも結果を出している人は共通して「自分の苦手を理解」しています。
・財務や会計などの書類をまとめる事務仕事
・マニュアル通りにやるルーティン業務
・お客様のカスタマーサポート
これらは知識と経験をつければ誰でもできるように見えて、得意不得意があります。
なので社長はこれが得意な人に「給料」という形でお金を払い、自分の代わりにやって貰っている。
フリーランスの人は外注として依頼して、対応してもらっている人が多いです。
苦手なことを克服する!という考え方は素晴らしいですし、自分の能力を伸ばそうとするのは大事。
ただ現状苦手であればつまりはマイナスの段階にいるということ。
これを人並みにできるようにするには、まずマイナスを0まで持っていきそこから知識・経験を積んでいかないといけません。
さらに周りより能力が高い状態、つまり得意な状態にするにはさらに時間が必要になります。
この行為が無駄だとはいいませんが、既に得意な人が世の中には沢山いますし
SNSやネットの発達で簡単に才能を見つけられるようになりました。
なので貴重な時間をかけるくらいであれば、お金を払って得意な人に任せて
「自分は自分の得意なことだけに100%全振りする」
これが結果を出して、今現在も結果を出し続けている人の特徴です。
どうしても日本の学校での教育で”能力を平均的に全部上げよう”と教え込まれます。
国語ができたら、算数も理科も社会も英語も…とオール3を取るように
バランスよく能力を伸ばすことを美徳とされるのでこの考え方は中々受け入れづらいですよね?
ただ実際の社会ではオール3の人間よりも、他がオール1でも一つだけ評価5の能力があれば
その人は社会的な地位も高収入も得ているのが現実です。
オール3より、一つだけ評価5
もう少しだけ得意を伸ばした方がいい理由として
オール3は求められないという話をします。
基本的に社会では色々な能力が満遍なく備わっていて、人並みに色々できると
「器用貧乏」と言われ社会でも芽が出にくいです。
色々出来ると上司にも同僚にも感謝はされるかもしれませんが
別の会社の人に「あの人の強み、特徴はなんですか?」と聞かれると答えに困ります。
つまり特徴がなくなるのです。
お弁当で最も強烈な印象を残す幕の内弁当がなく、から揚げ弁当やうなぎ弁当みたいに1つに振り切った方が印象には残るわけです。
それにわかりやすいので
・プログラミングでわからなかったら彼に聞こう
・営業トークにこまったらあの人に聞こう
・プレゼン資料を作るならあの人だよね
と他でどんなに苦手なことが多くあっても、得意なことをひとつでも磨けば必ず結果はついてきます。
そして得意なことに時間を使って、技術をさらに磨くことが必要なのですが、その最適な方法について見ていきます。
自分の強みを知る
スキルを磨くには、まず、自分の得意なことが何なのかを見極めることが大切です。
必ずしも天賦の才能があるわけではなく、知識や意欲、視野を駆使して、その分野のトップに立つことが重要です。
自分の強みを生かし、スキルを磨くためには、なぜ自分がその仕事に向いているのかを理解することが重要です。
そうすることで、今の自分の力をさらに高め、発展させることができるのです。
多くの人がやりがちなのが「自分には特別な才能があるかもしれない」と思うこと。
確かにあるのかもしれませんが、それを探しているとすぐにおじさんになってしまうので
少しでも楽しい、得意かも?と思ったらそこに100%全力で時間を使うことをおすすめします。
自分探しが一番時間の無駄なので、少しでも得意かも思ったものはどんどん振り切っていきましょう。
もしイマイチだと思ったらすぐに辞めて、また別の得意を探す。
どんなに他のことができなくても、必ず1つは得意なことがあります。
さらなるスキルアップを目指す
自分の強みを把握し、なぜそれが得意なのかを明確にしたら、次はそのスキルを磨くことです。
そのためには、その分野の新しいトレンドを調べたり、業界誌を読んだり、ワークショップやセミナーに参加したりすることが必要です。
また、既成概念にとらわれずチャレンジングな仕事にも挑戦してみましょう。
自分より経験や知識のある人に助けを求めることを恐れないでください。
そうすることで、より早く目標に到達することができます。
スキルを磨くコツとして
・普遍的な原理原則(基礎)
・マニアックな専門知識(応用)
・トレンドの知識・手法(流行)
この3つを意識してまんべんなく学びながら、経験をしていくと1年もあればその業界でそれなりの成果を出せるはずです。
流行だけにのっていると、次の流行が来たときに対応できないし基礎だけだと収入も地位も上がらない。
逆にマニアック過ぎる専門知識やスキルだけだと、それを求める人も少ないので内輪だけで小さな仕事しかもらえずに広がっていかない。
なのでこの3方向から学んでいくことで、たとえ流行が変わったとしても
キレイに乗って対応していけます。
本や動画で学ぶときもこの3つを意識してみてください。
評価されること
スキルを磨くことの重要なメリットの1つは、それがあなたに評価をもたらすことです。
これは、表彰や昇進、より大きな責任といった形でもたらされるかもしれません。
多くの人は評価されることで成長し、モチベーションを高めることができます。
自分の功績が認められれば、士気が高まり、さらに難しい仕事にも自信を持って取り組めるようになります。
自分一人で磨くのもいいですが、できれば他人から評価(もしくはフィードバック)される環境に身を置くことをおすすめします。
どうしても自分だけだと都合よく解釈をしてしまうので、他人の目からみてもスキルを武器として使えているのか?評価されているのか?を知ることが大事です。
それに他人から評価されればやはり嬉しいので、モチベーションの一つになる。
ぜひ積極的に他人と交流をもって伸ばしていきましょう!
トップであり続けるために
自分の選んだスキルでトップを維持する最も効果的な方法は、その分野の最も関連性の高いトレンドや変化に常に敏感であることです。
これには定期的な読書やリサーチが必要ですが、同業者が話していることに注意を払うだけでもかまいません。
トレンドを把握したら、自分がその道を切り開く存在になるためのステップを踏み出しましょう。
先ほども言いましたがやはり”トレンド”は大事です。
どんなに優れた能力を持っていても、その時代にトレンドになっていなければ需要は少ないです。
今の時代に「最高のポケベルを作れる技術」を持っていても、誰にも求められません。
やはりスマホアプリを作れたり、プログラミングでサービスやソフトを作れた方が
求められるわけです。
その辺りを敏感に感じ取るのが大事です。
まとめ
どんなに苦手なことでも、得意なことを一つでも磨けば、結果はついてくるものです。
自分の強みを見極め、それをさらに伸ばすことが重要なステップとなります。
そして、その分野のトレンドや変化に敏感であることが、常に時代の先端を行くための最善の方法なのです。